マニアックだったり、かゆい所に手が届く商品を出してくれる「Bauhutte」から新しいゲーミングソファチェア「G-370」が発売された。
今回は前モデルの「G-350」から機能が進化した「G-370」を組み立てから画像多めで紹介していく。
組み立ては簡単で、時間は30分あればできるかと思われる。
開封
大きめの段ボールに入って商品が届いた。
かなりの重量があるため、運ぶのには苦労するだろう。
配達人さんありがとう。
下記の画像の通り、大きめの段ボールだが、スペースをうまく使ってコンパクトに収納されていた。
入っていたパーツを全部出して確認。
内包パーツ
- 肘置き×2
- ガスシリンダー固定台
- キャスター×5
- ガスシリンダー
- 5本足のベース
- サイドカバー×2
- 座面
- 背もたれ
- クッション
- 予備ねじと六角レンチ2種
ねじ類はねじ山に固定されているため、間違うことはない。
また、使用するサイズの六角レンチが入っているため、特別準備するものはなく組み立てを行うことができる。
組み立て
説明書が入っているため、その通りに組み立てを行っていく。
1.土台の組み立て
5本足土台とキャスターを組み立てる。
キャスターは押し込むだけでカチッとはまり込む。
はめ込む際は、少しぐるぐると角度を変えながら押し込むとすんなりと入る場所がある。
ガスシリンダーも土台に取り付ける。
特に注意点はなく、穴にはめ込むだけである。
2.座面に背もたれを取り付ける
座面と背もたれ部は重量もある部分のため、2人で組み立てると楽かもしれない。
使用するねじはねじ山にはまっているので、組付け前に取り外しておく。
次に、はめ込んだねじ部を隠すサイドカバーを取り付ける。
左右で形が違うので間違わないようにする。
また、先に下部の穴にはめ込むと組付けやすい。
3.ガスシリンダー取り付け
固定台もねじが付いているので、先に取り外しておく。
4.ひじ置き部の取り付け
肘置き部の取り付けは、私は下記の画像のように取り付けた。
しかし、肘置き部が床に干渉するため、背もたれ部を下にするとよいかもしれない。
5.土台と座面の取り付け
非常に重量があり、取り付け部が目視できないため、2人で行うと良いかもしれない。
座面、肘置きの高さ
座面の高さは日本人向けで少し低め。
最低高が43cm、最高が49cmとなっている。
身長が低い女性から、180cmほどの男性まで対応できる。
座面について詳しく知りたい方は以前の記事を確認して欲しい。
肘置きの高さは7~8cmほど上下できる。
また、2Dアームレストなので、上下だけでなく前後も変えることができる。
製品の特長について
この製品はゲーミングソファチェアというだけあって、ゲーミングチェアとソファの良いところを取り入れた製品となる。
まず、ゲーミングチェアによくある機能である可変肘置きや、ランバーサポート、リクライニング機能が付属している。
肘置きに関しては、前モデルは前後の変更は取り付け位置を変えないといけなかったが、今回は前後も簡単に変えることができる。
そして、座面には肉厚でソファで使われるポケットコイルが採用され、耐久面と座り心地を両立している。
他にも、前モデルはリクライニングが135度だったが、G-370は150度までとなっている。
素材はファブリックに追加してPUレザーが入った。
PUレザーは合皮の一種だが、よく聞くPVCレザーより耐久面や質感はよく、高価な素材を使用している。
G-370を選んだ理由
よくあるゲーミングチェアはバケットシートと言われる車のシートを模したものになっている。
バケットシートは元々は車レースなどで横Gなどを耐えやすいよう体を包み込む設計になっている。
私は、このバケットシート型が部屋にあるということに違和感しかなく、あまり買う気になれなかった。
多分ゲームやPCに詳しくない方もバケットシート型には抵抗があるのではと思う。
そのため、オフィスチェアの購入を考えていたが、まずかなり高価で、ゲーミングチェアの数倍の値段である。
また、オフィスチェアはPC作業だけなら快適かもしれないが、自宅なら動画を見たりくつろぎたい時もある。
リクライニング機能や座り心地、だらけた姿勢を考えるとオフィスチェアは使えない。
他にもいろんなチェアを考えていたが、ゲームや作業をする際に便利な機能が付いていて、くつろぐこともできる。そして違和感ない形のチェアを探していたところ、この製品が該当した。
前モデルから気になってはいたが、レザー製が良かったため、このG-370が発売と同時に購入した。
まとめ
今回「G-370」を購入して非常に満足しているが、もちろん不満点もある。
座面については前モデルより狭くなっており、サイドのサポートの高さも高くなり少し残念であった。
それでも十分広く、チェアであぐらもかける。
また、座り心地に関してはソファのようなクッション性があるかと思っていたが、結構硬めで、普通のゲーミングチェアより若干柔らかい程であった。
わたしはふかふかの柔らかい座り心地が好きなため、クッションを敷くことで対策した。
座面の高さ調節が低めからできるこの製品だからできることである。
あとは、付属のクッションについてだが、大き過ぎて固定もできないため、ランバーサポートとしては使えない。
そしてこのチェアの見た目についても、決してかっこいいやおしゃれといったことはなく、無難という感じ。メーカーロゴの主張も激しい。
上記の不満点もあるが、それでも機能面のリクライニングやアームレスト、ロッキングなど非常に快適なチェアであるのは間違いない。
耐久性も高く、満足しているため、今後も長くこのチェアを使っていく事になるかと思う。
チェアに迷っている方は購入を考えてはどうかと思う。
それでは、また次回。