前回「Razer Viper V2 Pro」の紹介を記事にしたが、今回注文していた商品が届いたので商品レビューをしていきたいと思います。
仕様情報については前回記事にしているので、こちらを参照してください。
開封と内容物
内容物は
- マウス本体
- USBレシーバー
- スピードフレックスケーブル(USBケーブル)
- グリップテープ
- その他、説明書やステッカー類
今回ホワイトを購入したので、付属するUSBレシーバーとスピードフレックスケーブルは同じくホワイトになります。
しかし、付属するグリップテープはブラックなので、グリップテープを使用予定の方はブラックを購入した方が色に違和感なく使用できるかと思います。
重量の比較
前作の「Viper Ultimate」と同じRazerの「DeathAdder V2 Pro」と重量を比較していきます。
「DeathAdder V2 Pro」は86,8g、「Viper Ultimate」は75,6g、「Viper V2 Pro」は58,6gになります。
「Viper V2 Pro」のホワイトは塗装の関係でブラックより1g程重量が重くなるとのこと。
公式ではブラック58g、ホワイト59gとなっています。
それでも60gを切るため、非常に軽量なのが分かります。
「Logicool G Pro X SL」が63gなので、対抗して60gを切るように作られたのでしょう。
前作「Viper Ultimate」との比較
形や見た目に関しては前作の「Viper Ultimate」とほぼ変わりありません。
マウスの持ち方を選ばず、Viper Ultimateから全く違和感なく移行できます。
しかし、高さは一般のマウスより若干低めなので、かぶせ持ちだと手のひらにスペースが空く可能性もあります。
高さは「G Proシリーズ」よりも約2mm程低い程度だが、全体的な丸みが「G Proシリーズ」の方があり、「Viperシリーズ」は少し薄く感じます。
形は同じだが、右のサイドボタンが廃止され、裏面も変更されています。
右側のサイドボタンは、右利きであれば基本的に使用しないので、特に問題ないかと思われます。
裏面については、マウスソール形状の変更と、マウスドッグ用の端子が廃止されフラットな構造になっています。
マウスソールに関しては、全体の面積が増え、角が丸みを帯びた事でマウス操作時の抵抗が少なくなったように感じます。(軽くなったことも原因に考えられますが...)
使用インプレッション
使用してみて、まず感じたのがその軽さです。
私は今まで「Viper Ultimate」を愛用してきましたが、この「Viper V2 Pro」は見た目や握り心地に違和感ないものの、非常に軽く、全く別のマウスのように感じました。
そして、非常に軽いのに軽量マウスでよく見られるハニカム構造などの穴がなく、剛性を高く維持できています。
強めに握りこんでも全く軋みがありません。
「Viper Ultimate」はマウスを強く振るとクリックボタンからカラカラと小さな音がしますが、「V2 Pro」は音がしません。
無駄な遊びがなくなり、精度の高い造りになっていることが分かります。
重量バランスも前モデルと変わらず、ほぼ中心にあり操作し易くなっています。
ただ一つ難点としては、やはりマウスドックの廃止は痛い。
USB-TypeC接続とは言え、充電時の接続は面倒です。
マウスドックは、私がRazerのマウスを選んだ理由の一つでもあったので、今回は非常に残念でした。
ライバルである「Logicool G Pro X SL」を意識し、重量60g切りをする上でどうしてもマウスドックの廃止必要だったのかもしれません。
まとめ
今回の「Viper V2 Pro」は仕様については若干の不満点もあるが、使用感については非常に満足しています。
流石本格的なEスポーツ競技向けマウス。
4月に行われた「ZETA DIVISION」の世界3位という活躍で大きく沸いた「VALORANT」の世界大会では、「ZETA DIVISION」を破り優勝した「OPTIC GAMING」所属の「Marved」選手がこのマウスのプロトタイプを使用していた事も分かっています。
この事からも性能は非常に優秀なことが分かります。
だからこそなのか、価格はかなり強気に出ており、2万円を超えた高価なものになっています。
ゲーミングマウスの中でも非常に高価な価格設定です。
「Viper Ultimate」や「G Proシリーズ」も非常に優秀なマウスなので、前記事も参照して、機能面や価格から自分に合ったマウスを選ぶことをおすすめします。
それでは今回はここまで。では、また次回。
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Razer Viperシリーズ
Logicool G Proシリーズ