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Razerの新型ロープロファイルキーボード【DEATHSTALKER V2 PRO TKL】をLogicoolG913TKLと比較レビュー

Razerから新型のロープロファイルキーボードDEATHSTALKER V2 PROのテンキーレス版が発売されました。

今回同じロープロファイルキーボードで絶対的な人気があるlogicoolのG913TKLと比較しながらレビューをしていきたいと思います。

 

開封

箱はRazerらしいお洒落なものになっています。

内容物は以下になります。

  • DEATHSTALKER V2 PRO TKL本体
  • 2.4Ghz接続用USBドングル
  • USBケーブル
  • 説明書、ステッカー

DEATHSTALKER V2PRO TKLの特長

このキーボードは多くの特長があります。いくつか挙げていきいます。

 

  • リストレストいらずのロープロファイル仕様。
  • 高速かつ安心、高耐久のオプティカルスイッチ採用。
  • 最大200時間持つ便利なワイヤレスキーボード。
  • マルチファンクションコントローラー付き。
  • 遅延のない2,4GhzとBLUETOOTH5.0で接続可能。
  • 高級感あるアルミトッププレートと高耐久のキーキャップ採用。
  • マルチペアリング機能でマウスとキーボードを1つのUSBドングルにまとめれる。
  • 専用ソフトでライティングやキーの割り振りなどができる。

 

上記のようにゲーミングキーボードにあると嬉しい機能が詰め合わされています。

これらをいくつか絞って詳しく説明していきます。

 

ロープロファイル仕様

Razer公式

通常のキーボードに比べかなり薄型に作られています。この薄型のことをロープロファイルと言います。

本来、通常のキーボードはリストレストを使うと疲れにくく、押しやすくなりますが、このキーボードはロープロファイル仕様のためリストレストを使わず同じ効果を得ることができます。

ロープロファイルでも専用のキースイッチを使用しているので、パンタグラフ式と違いある程度キーのストローク量を確保しています。

 

オプティカルスイッチ採用

Razer公式

通常のキースイッチは押し込むことで接点が接触し、入力される仕組みになっています。

オプティカルスイッチとはスイッチ内に光が通っており、スイッチを押し込むことでその光を感知して入力される仕組みです。

通常のキースイッチとの違いを上げていきます。

  • 物理的接触がないことで高耐久性(1億ストローク)を実現。
  • 静音性に優れている。
  • 光感知のため誤反応がない。
  • バウンシングというスイッチを押した後の遅延が光感知のためなくなる。

オプティカルスイッチは高性能、高耐久、高静音性を持っており、素晴らしいキースイッチになっています。

 

最大200時間もつワイヤレスキーボード

Razer公式

ワイヤレスキーボードは、デスク上に置くのにも無駄な配線がなくなり、すっきり広く使うことができます。

持ち運びにも便利で、デスクから少し離れたい時や外出時にも活躍します。

「Razer Hyperspeed Wireless」というRazer独自の2.4Ghz接続で、通常のワイヤレス技術より25%高速で遅延なく使用できます。

また、Bluetooth5.0では3つのデバイスとシームレスで簡単に接続できるようになっています。

バッテリー時間ではRGB無点灯で約200時間、50%点灯で約50時間持ちます。

オプティカルスイッチが光を使うため、バッテリー消費が大きく、ロープロファイル仕様のため大きなバッテリーを搭載できない中、この持続時間は脅威だと思います。

有線接続もできるため、充電しながら使用もできます。USB Type-C接続なのもうれしい所です。

 

高級感ある素材と高耐久のキーキャップ

Razer公式

キーボードのトッププレートはアルミニウム製で適度な重量感と、高級な質感、高耐久を実現しています。

キーキャップはダブルショット ABS キーキャップよりも耐摩耗・耐傷性のある設計になっています。

塗装やコーティングも特殊で、指紋や手垢などの汚れが付きにくくなっています。

刻印もデザインにこだわっており、 RGBバックライトも均一に光ります。

 

マルチデバイスペアリング

マルチデバイスペアリング機能とは付属のUSBドングル(USBレシーバー)1つでこのキーボードとRazer製の対応マウスを接続できるようになる技術です。

PCのUSB接続は意外と増えやすく、配線も邪魔になります。

マルチデバイスペアリングではUSBの節約と配線の減少に貢献できます。

 

マルチファンクションコントローラーとメディアボタン

Razer公式

キーボードの右上に再生や停止、スキップしたり、明るさや音量を調節できるボタンとコントローラーが付いています。

フルサイズキーボードにはよく付いていますが、テンキーレスサイズではついていないものも多くあります。

何か作業しながらでも簡単に操作でき、とても便利な機能となっています。

 

 

【Razer Deathstalker V2 Pro TKL】と【LogicoolG 913 TKL】の比較

同じロープロファイル仕様でワイヤレス、テンキーレスキーボードとして「LogicoolG 913 TKL」があります。

G913もも素晴らしいキーボードです。似た性能ということで、今回はいろいろと比較していきたいと思います。

 

キースイッチとキーキャップ

Deathstalker V2 Pro TKL
LogicoolG 913 TKL

キースイッチはDeathstalkerが十字型で、G913がI I型になっています。

 

左G913、右Deathstalker
左G913、右Deathstalker

キーキャップの質感はG913はツルツルしていて、指紋が残り易く若干テカリます。

Deathstalkerはサラサラしていて指紋が残らずテカリにくいです。

また、I I型のG913はキーキャップのぐらつきが大きいですが、十字型のDeathstalker方はキーキャップの遊びが少なく、ぐらつきが少なく感じました。

耐久性に関してもG913はよく塗装が剥がれる事があるようです。しかもキーキャップ単体の販売もしていません。

傷や塗装剥がれには気を付けないといけません。

比べてRazerのキーキャップですが、Razerは耐久性に優れていることで知られています。

しかも、Razerは販売されたキーボードのキーキャップのみの販売を行っていたで、今後Deathstalker用のキーキャップも販売される可能性も高いです。

また、キースイッチで有名なCherry MXと同じようなサイズの互換性ある十字型スイッチ採用なので、今後互換性のあるキーキャップが出る可能性も高いです。

 

打鍵感

打鍵感に関してはどちらもリニアスイッチですが、G913はキーのぐらつきや、強く押し込んだ際の打鍵音が大きいです。

Deathstalkerはぐらつきはなく、非常に静かな打鍵音です。スコスコと打ち込めます。

しかし、キーストロークがG913より若干少ないように感じました。この点に関してはすぐに慣れるとは思います。

 

重量の比較

Deathstalker V2 Pro TKL
LogicoolG 913 TKL

重量は「Deathstalker」が約625g、「G913」が約810gとなっています。

重量に差がありますが、滑り止めがしっかりとしており、使用時にずれることはありませんでした。

200g程の差がありますが、有線のゲーミングキーボードは大体1kg程あるので、どちらもかなり軽い部類になります。

持ち運びにも問題ないかと思います。

 

外観の比較

左Deathstalker、右G913

横幅はほとんど同じです。「Deathstalker」は前面に若干のスペースがありあります。

G913は奥側にメディアキーなどの分スペースがあります。

全体ではG913の方が若干縦に長くなっています。

G913の方がトッププレートのアルミの削り出しのような質感が広く見え、高級感があるように感じます。

左Deathstalker、右G913
左Deathstalker、右G913

どちらも高さ調整が3段階ありますが、写真は最大高にした状態です。

キーが奥側にある事もあり、打ち心地が「Deathstalker」の方が若干高く感じました。

しかし、どちらもロープロファイルなので通常のキーボードよりかなり薄い造りになっています。

 

バッテリー時間

G913がライティングOFFで約1,100時間、ライティング100%で約40時間持ちます。

DeathstalkerはライティングOFFで約200時間、ライティング100%で約30時間持ちます。

G913の1,100時間は驚異的ですが、100%では大きな差はありません。

Deathstalkerはオプティカルスイッチ採用のため、どうしても消費電力が多くなるため、ライティングOFF時の差が大きくなったのかと思われます。

充電端子がDeathstalkerはUSB-TypeCですが、G913はmicro-USBなので上下があり面倒で強度や互換性に不安があります。

また、ワイヤレス時に違いを感じたのが、スリープモード解除時の遅延です。

G913はどのキーでもすぐに反応して入力されますが、Deathstalker1度目の押し込みでは入力しません。

2度目の押し込みで入力でされるようになっています。

スリープ時にオプティカルスイッチの反応用の光もOFFにしているためなのか、仕方ないことだと思います。

また、スリープまでの時間を設定や変更することで、短い時間でスリープモードに入らないようしとくといいかもしれません。

 

キーの設定や配置

DeathstalkerではBluetoothの切り替えボタンが奥側の側面に備わっています。

キーの配置に関しては、G913は上部に大きくメディアキーのスペースを確保しているため、多くの操作を1つのボタンを押すことで使用できます。

例えば、ゲームモードボタンを押すことで、ウィンドウズキーやcapsキーなどを無効にし、ゲーム時の誤操作をなくすことができます。

Deathstalkerでももちろんいろんな機能を使用ができますが、メディアキーは右上しかスペースがないので、それ以外はfnキーを使用していきます。

fnキーを使うことで同じようなゲームモードを使用できます。※初期設定ではcapsキーは無効になっていません。

これらの切り替えがワンボタンで済むG913の方が少しだけ便利かもしれません。

 

まとめ

今回Razerの新作キーボード「Deathstalker V2 Pro TKL」をLogicoolの「G913 TKL」と比較して紹介してきました。

どちらも素晴らしいキーボードです。G913は2年前に発売されたものですが、いまだに高性能で絶大な人気を誇っています。

DeathstalkerはこのG913をかなり意識して作られていることもあり、性能が近いですが、多くの新しい技術を投入したものになっています。

好きなメーカーや見た目、気に入った機能などで選ぶのが正しいかと思いますが、どちらでもいいという方はDeathstalkerをお勧めいたします。

どちらも価格は非常に高価なので慎重に選ぶことをお勧めします。

 

購入リンク(Amazon)

G913は少し価格が下がっています。元々はほぼ30,000円での販売でした。

Deathstalkerは約33,000円での販売です。

最近デバイスの高級化が止まりませんが、どれも非常に素晴らしい機能のものになっています。

お財布と相談して購入していきましょう。

では、また次回。

a-lam

ラムバンCHを運営しているa-lamと言います。 宮崎在住で、便利なガジェットや周辺機器が大好きで、そのレビューを多く記事にしています。 他にも趣味が多く、ダーツや映画鑑賞、バイクやホラーもの、食べ歩きなどを好んでいます。 機会があればこれらも記事にできればなと思っています。 よろしくお願いします。

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